Studio ftn
Studio ftn Score Editor 9.18.0620 以降で使用可能な音源定義(.mdef)ファイルの作成方法を紹介します。 音源定義を作成するには Studio ftn Score Editor Pro が必要となります(試用版でも作成できます)。

音源定義の作成は必ず 9.18.0620 以降のバージョンを使用して作成してください。それよりも前のバージョンで作成した音源定義を使用すると楽器関連の保存や読み込みで不具合が生じます。

■ 音源定義 3.0 仕様書

音源定義 3.0 の仕様については以下の簡易説明書をダウンロードしてください。

2015-06-20 音源定義の仕様と簡易説明書

■ 問い合わせ先

上記の説明書で不明な点や音源定義の作成におてい分からない点がありましたら、 以下の掲示板へ問い合わせください。音源定義の仕様改善等の要望も受け付けております。

Studio ftn Score Editor 掲示板

■ 音源定義作成方法

Studio ftn Score Editor に付属の音源定義ファイル(mdef) は、 以下の定義から作成しています。参考にしてみてください。

2015-06-20 GM (GENERAL MIDI Level 1)
2015-06-20 GM2 (GENERAL MIDI Level 2)
2015-06-20 MIDI (外部MIDI演奏用)
2015-06-20 Microsoft GS Wavetable SW Synth

これらの圧縮ファイルを解凍すると音源定義フォルダが出現します。 そのフォルダの中に実際の定義が書かれています。 まずは、これらのファイルを参照しながら作成方法を研究してみてください。 新しい他のMIDI音源用の定義を作成する際にはこれらのファイルを加工して使うと良いでしょう。

SE 8.15 までは作成できる音源機種が限定されていましたが、 SE 8.16 からは音源定義書式が許す限り様々な音源機種用の定義が作成可能となりました。
SE 9.12 から reset 定義で ch.fx.extend が使用可能となりました。MFX等で動的パラメータを使用したい場合は ch.fx ではなく ch.fx.extend を使用するようにしてください。

1.解凍した上記フォルダを以下のフォルダの中へ格納します。

ドキュメント/Studio ftn Score Editor/module-mdef

※ フォルダ「module-mdef」が存在しない場合は手動で作成してください。 「-」はマイナス記号を使用してください。

2.Studio ftn Score Editor Pro を起動し「 音源定義の作成 」を実行します。

完成した音源定義ファイル(mdef) は以下のフォルダの中に格納されています。

ドキュメント/Studio ftn Score Editor/module

3.Studio ftn Score Editor にて MIDI 音源の追加で作成した音源が使用可能です。

■ Roland INTEGRA-7 用の音源定義雛形

2017-06-21 Roland INTEGRA-7

上記のファイルは音源定義の雛形となります。 そのままでは音源定義としては使用できませんので注意してください。 音源メーカ(Roland 社)が配布しているMIDI音源仕様の pdf や説明書を参照しながら、 不足している部分を各自作成してください。
音源定義の作成には必ず Score Editor Pro 9.18.0620 以上を使用してください。

1.ハードウエアアドレスの定義

雛形内の out.txt ファイルを開き <> で囲まれた箇所を全て <module> や <com> 等をメモ帳の置き換え機能を使って 例えば 12 34 56 といったハードウエアのアドレスに置き換えて使用してください。

※ メモ帳で Ctr + H キーを押すと置き換え画面が表示されます。

書き換え例:
rs F0 41 dev 00 00 <model> 12 { 00 00 00 00 01 } sum F7

rs F0 41 dev 00 00 XX 12 { 00 00 00 00 01 } sum F7

XX の値は音源メーカが配布しているMIDI音源仕様の pdf のシステムエクスクルーシブに関する説明を参照してください。 置き換え後の桁数は以下の表のようになります。

※ 情報処理の知識や MIDI の知識が必要となりますので、難しいと感じる方は MIDI 音源に詳しい仲間と相談しながら作成してみてください。 アドレスの概念に関しては旧音源定義2.0のサポートページ「パラメータアドレスマップ」で紹介しています。

音源定義コード 内容
<model> モデルIDの1桁。
<com> Common アドレス先頭3桁。
<cho> Chorus アドレス先頭3桁。
<reb> Reverb アドレス先頭3桁。
<ms> Motional Surround アドレス先頭3桁。
<sys.eq> Master EQ アドレス先頭3桁。
<ch.eq> Part EQ アドレス先頭3桁。
<sna.com> SN Acoustic Tone Common アドレス先頭3桁。
<sna.mfx> SN Acoustic Tone MFX アドレス先頭3桁。
<sns.com> SN Synth Tone Common アドレス先頭3桁。
<sns.mfx> SN Synth Tone MFX アドレス先頭3桁。
<snd.com> SN Drum Kit Common アドレス先頭3桁。
<snd.mfx> SN Drum Kit MFX アドレス先頭3桁。
<pcms.com2> PCM Synth Tone Common 2 アドレス先頭3桁。
<pcms.mfx> PCM Synth Tone MFX アドレス先頭3桁。
<pcmd.com2> PCM Drum Kit Common 2 アドレス先頭3桁。
<pcmd.mfx> PCM Drum Kit MFX アドレス先頭3桁。
<temper> 音律のアドレス先頭4桁。 Part アドレス先頭3桁と 2D を指定してください。

まずは、これらのアドレスを設定し、ファイルを上書きしたら音源定義を作成してください。 音源を起動して動作を確認してみてください。

2.楽器とエフェクトの定義

雛形ではGM2の機能のみ実装済みですが、 それ以外の楽器やエフェクトを使用したい場合は以下フォルダの中身を定義してください。

書式は 8.15 時代とほとんど同じだと思いますので、 以下のサポートページを参考に作成してください。以下のページは 「音源定義 2.0 」の仕様となっていますので、参考程度とし、 必ず「音源定義 3.0 仕様書」の書式になるようにしてください。

フォルダ 内容
intgr7-insts 楽器リストの定義をこのフォルダへ格納してください。
intgr7-notes ドラムリストの定義をこのフォルダへ格納してください。
reb リバーブ画面のマップ定義をこのフォルダへ格納してください。
cho コーラス画面のマップ定義をこのフォルダへ格納してください。
mfx MFX画面のマップ定義をこのフォルダへ格納してください。

3.MFXで発生する不具合の修正方法

SfSE 側の拡張エフェクトをOFFにして使用する場合、不定値がMFXへ送信されてしまう不具合がありましたが、 SfSE 9.12.0531 でこの問題が修正されました。不定値とはランダムな数値で通常は0等の値です。この値がMFXへ送信されると、 例えばLEVEL等の値が0になってしまい、結果CHが無音になったり、音が小さくなったりします。 この問題を解決するには reset.txt の 定義を修正すると同時に、9.12.0531 で音源定義を作成しなおす必要があります。

雛形 Roland INTEGRA-7 は reset.txt に関して以下の修正が行われています。これより前に雛形をダウンロードした場合は、以下の修正を行ってください。

修正前

ch.fx△mfx.sna△(略)
ch.fx△mfx.sns△(略)
ch.fx△mfx.snd△(略)
ch.fx△mfx.pcms△(略)
ch.fx△mfx.pcmd△(略)

修正後

ch.fx.extend△mfx.sna△(略)
ch.fx.extend△mfx.sns△(略)
ch.fx.extend△mfx.snd△(略)
ch.fx.extend△mfx.pcms△(略)
ch.fx.extend△mfx.pcmd△(略)

※ パートEQなど動的でないパラメータを使うエフェクトに関しては ch.fx のままで問題ありません。 ch.fx.extend を指定したブロックは、CHリセットを行う際に、GUI上の拡張エフェクトのスイッチを見て、 ON なら、パラメータの値を音源に送信し、OFF なら、値を音源に送信しません。 一方 ch.fx は常にCHリセットの際にパラメータを音源へ送信します。

4.サラウンド等のパラメータがMIDI制御記号で反応しない不具合の修正方法

cmd.txt を以下のように右側の赤枠内を左の部分に追加する事でMIDI制御記号が反応するようになります。 雛形 Roland INTEGRA-7 は cmd.txt に関して以下の修正が行われています。これより前に雛形をダウンロードした場合は、以下の修正を行ってください。



旧音源定義 2.0 のサポートページ


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