Studio ftn Score Editor は、楽譜を使って作曲ができる楽譜入力方式のシーケンサです。 作曲用に作成した楽譜は、自動清書印刷で美しく印刷する事ができます。 最上位版の Pro と最小限の機能に限定したフリーソフト版があります。 ※ Studio ftn Score Editor は WinXP 以降で使用になれます(動かなくなった時点で終了)。
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Studio ftn トップページ 窓の杜からダウンロード Studio ftn Score Editor Pro 9.76.0129s サービスエディション(無料化版) 16.5MB 2023-01-29 ![]() Studio ftn からダウンロード Studio ftn Score Editor Pro 9.76.0129s サービスエディション(無料化版) 16.5MB 2023-01-29 ![]() ※ ウイルスチェックをしてください。 9.76.0129 で安定です。以降毎月頭を更新日としたいと思います(次回3月)。 ![]()
Studio ftn Score Editor は作曲用と印刷用の2通りの楽譜イメージを作る事ができます。 まず初めに、作曲用の楽譜画面(楽譜シーケンサ)で音符などの音楽データを入力します。 この時、楽譜上の自由な位置に記号を書いたり、和音でのタイを簡略して入力したり、作曲者が読みやすく編集しやすい楽譜を作成できます。 入力画面は作曲や編集の負担を可能な限り減らすよう設計されています。 画面は入力中に疲れにくいドットイメージの音楽フォントを使った見た目となっています。 初めに作成する楽譜は、自動演奏のため、かつ、入力者や作曲者の意思をそのまま反映した記譜となっていて、 一般向けや楽器演奏者向けの楽譜ではありません。 作曲用に作成した楽譜を、楽器演奏者が読むための一般的な印刷用の楽譜にしたい場合は、メニューから印刷を選ぶだけです。 初めに作成した楽譜とは別に、別途、印刷用の楽譜が作成されます。 この楽譜は、高解像度に対応した印刷用フォントを使用し、見栄え良く記号を配置、レイアウトされたものとなっています。 この楽譜をプリンタへ出力する事で、最終的な楽譜をが完成します。 ※ 以下は Studio ftn Score Editor Pro 9.49.1127 による印刷イメージです。クリックで拡大イメージを表示できます。 テキストフォントやタイトルのレイアウトとかは印刷設定画面上で様々に設定する事ができます。 ![]() ※ 上の楽譜は、記号確認用のために作成したものであり、音楽的な内容にはなっていませんが、将来、開発が落ち着いたら、作者が作曲した音楽的な楽譜を紹介できたらなと思います。
Studio ftn Score Editor は、2つの動作モードを持っていて、それぞれの目的に合ったモードを使用して楽曲制作をする必要があります。 MIDI モードでは、一般的な方法を使って音を鳴らします。 Windows に標準搭載している音源や、PCの外部に接続して使用するハードウエアMIDI音源を使って、楽器を鳴らす事ができます。 別途、仮想MIDIケーブルソフトを使用すればVST音源を鳴らす事もできます。詳しくは「 仮想MIDIケーブル 」で調べてください。 一方、AUDIO モードは、上級者用のモードとなっており、Score Editor に標準搭載している FSS (Ftn Sound System)を使用して、 自分で楽器を作成する事で楽曲を作成します。AUDIO モードで作成した楽曲は WAVE ファイルとして書き出す事ができます。 楽器の作成はシンセサイザを使用したゼロから音を合成する方法と、サンプラー音源を使用した録音した音を楽器にする方法があります。 更に、それらを組み合わせた楽器を作成する事もできます。ただし、現段階では構想の全ては実装できておらず、使いにくい点が多々あるのが現状です。 2020年頭くらいには、構想の全てが実装される予定です。
Studio ftn Score Editor は、起動の早さを考慮して開発した動作の軽いソフトです。 ソフトを起動するとすぐに音符の入力を始める事ができます。 ※ 起動時にFSSを読み込む設定をしている場合は楽器の量に応じて読み込み時間が生じます。
ドラム譜とパーカッション譜を対応していますので、ドラム譜の入力やドラム譜を使った作曲がイメージどおりに実現できます。 譜線で使用するドラムの割り振りも楽譜ごとに設定する事が可能です。 また、複数パートでのドラム譜を対応していますので、パートごとに自由なドラム譜を作成できます。 ![]()
2.3.括弧やDS1.2.senza replica 指定 など、 豊富な繰り返し記号が使用できます。 繰り返しの番号は自由に組み合わせることもできます。 繰り返し番号も1〜8まで使用可能。DS系のジャンプ記号は1〜4まで使用可能。 部分レプリカ機能の bis、ter、qua 記号の使用も可能です。 バージョン6にて、1.2.1.2.括弧といった、あらゆる繰り返しの記述が可能になり、 どのような繰り返しを書いても忠実に演奏ができるようになりました。 ![]()
メトロノームテンポによる、絶対的な速度指示や、速度標語の使用が可能な他、 拍子記号に忠実なテンポで演奏する事も可能です。リステッソテンポも対応しています。 現代音楽やクラシック音楽において、忠実なテンポで演奏が可能です。 ![]()
Score Editor は、楽譜方式のシーケンサとしても使用でき、 複数のMIDI音源をコントロールするためのグラフィカルな操作画面が用意されています。 ![]() ※ 画面は「SC-D70」音源を使用しています。その他 Windows 標準音源「MS−GS」、ハードウエア音源「GM」「GM2」「XG」も使用可能です。 その他「 Roland SC-D70 」や「 Roland INTEGRA-7 」「 Roland SD-50 」の定義を作成する事で、 それらの音源に内臓している多くの楽器が使用できます。また、エフェクターやエフェクトパラメータを画面上で操作できるようになります。 定義の作成方法については、音源定義サポートページを参照してください。
オーディオ入出力は 11/22/44.1/48/96K 8/16bit を対応。内部データ及び演算は64bit浮動小数を使用。 ハードウエア音源を接続する事無く Score Editor だけで楽器の作成や再生が可能です。 FSS では、リバーブ、コーラス、ディレイ、コンプレッサ、EQ、等の標準的なエフェクタが標準搭載されています。 作成した楽曲は WAV 形式で保存できるため、音楽CDや mp3 を作成して公開するなどの応用が可能です。 ![]() FSS で使用できる楽器は Studio ftn Audio のページで入手可能で、自分でもオリジナル楽器を作成する事ができます。 FSS は、サウンドアナライザ、サンプラー、シンセサイザ、エフェクト、で構成されていて、 楽器作成を行うのに十分な機能を備えています。 サンプラーで録音した音を楽器として使用できます。また、 楽器が無くてもシンセサイザを使えばゼロから楽器の音を合成する事ができます。 シンセサイザはしなやかなサウンドからハードなサウンドの他、 生楽器、パーカッション、効果音などあらゆるサウンドを合成する事ができる強力な機能を備えています。 特に、現在主流のテクノ楽曲やゲームミュージックの作成で効果を発揮するでしょう。 これらの楽器は全て1つのシステムで統一され、楽譜からの指示と演奏を完全に連動させる事ができます(構想の全てはまだ実装されていません)。
MIDI鍵盤を接続しての演奏も可能です。 鍵盤画面は画面下への表示ON/OFFが可能です。 楽曲製作中に必要な時にいつでも使用できます。 鍵盤をマウスクリックする事で音を鳴らす事も出来ます。 自動演奏中は演奏情報が鍵盤に表示されます。 ![]()
現代音楽では平均律が広く使用されていますが、 調律機能を使えば、過去の音楽で使われていた、 ピタゴラス音律やベルクマイスター等の音律を再現する事ができます。 また、用意された音律を微調整したりオリジナルの音律を作成する事もできます。 基本周波数を 440 以外に設定することも可能です。 調律した設定は音楽の演奏にも反映され、 作成したMIDIファイルにもマスターチューニング、 スケールチューニングの情報が書き込まれます。 ※ FSS 環境では調律機能を完全対応。 従来のMIDI音源を使用する場合は、MIDI音源側で調律機能が対応されていないと効果が演奏に反映されません。 ![]()
単純拍子、複合拍子に加え、混合拍子や特殊拍子など、自由な拍子を作成する事ができます。 旗の結合方法も自由に指定する事ができます。曲中での拍子の切り替えが自由に行えますので、 作曲の幅が広がります。 ![]()
クレッシェンド、スラー、リタルダンド、フェードイン、フェードアウト、等の音楽記号や、 エクスプレッションやピッチベンド、等の、MIDI制御記号を対応。 時間と共に演奏を変化させる事が可能となりました。 これらの時間変化記号は、小節内や小節をまたがって使用する事も可能です。 ![]()
コードネームとストローク音符を使用する事で演奏にも反映する事ができます。 コードネームに従わない和音指定によるコード演奏も可能なので、 より自由な表現が可能となります。ラフなイメージを和音として書けますので、 きれいに響く音楽をスムーズに作成する事ができます。 作曲に限らず、市販のスコア譜のストローク楽譜をそのまま入力して忠実に演奏する事もできます。 ![]()
よく使用される表記方法を複数備えた入力画面を使用する事で、 自分にあったスタイルで素早くコードネームを選択する事ができます。 和音構成に従ったコードネームの要素を組み合わせる事で、 直感的に目的の和音を探す事ができます。 コードネームの表記は画面で確認できるほか、 和音を鳴らしながら、鍵盤での表示も確認できます。 コードネームについてよくわからなくても直感的に音を選ぶ事ができます。 ![]() ※このページで紹介した機能は全てではありません。全ての機能を確かめるには、 Studio ftn Score Editor Pro の試用版を起動して確認してください。 また、無料版では必要最低限の機能しか使用できません。 ※お持ちの音源によっては、エフェクトや調律機能について制限があります。 詳しくは「音源固有機能 (対応リスト)」を参照してください。 ※Studio ftn Score Editor は、Roland SC-88 シリーズの音源にて動作を確認しています。 |
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